いつになっても、ハチに刺されて亡くなる方のニュースが後を絶ちません。

これまでの統計によると毎年20名前後の方がハチ刺されにより命を落としているのですが、

過去にはなんと1年で73名もの方が亡くなったという記録も残されています。

ハチに刺されて亡くなるケースは「アナフィラキシー」という過敏反応が原因であることがほとんどです。

ハチは針で刺すときに蜂毒と呼ばれる毒液を相手の体内に送り込むのですが、

この毒に反応してアナフィラキシーを起こすと呼吸器や循環器に異常が発生します。

これをアナフィラキシーショックと呼びます。

喘息のような症状が発生したり、動悸やめまいで立っていられなくなり意識を失ったりと

アナフィラキシーで起こる症状は人それぞれです。

程度によっては軽度で済む方もいますが、一度アナフィラキシーを起こした物質が

再度体内に入ると、最悪の場合数分で死に至ることもあります。

ハチに刺されたことがある方もそうでない方も、ハチを甘く見ず、駆除の際は専門家に任せることをおすすめします。

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